「安全が確保」された「武力行使を伴わない」兵站などありえないことが証明された瞬間
僕は共産党があまり好きではないし、できればお近づきになりたくないと言うタイプの人間ですが、今回の国会の安保法制特別委員会での質疑を見る限り、志位委員長の勉強熱心さには頭が下がりました。米海兵隊教本を持ち出してきて軍事的に深く検証し、安部首相がごまかしに使っていた「後方支援」なるものが非現実的であることを、ずばり言ってのけました。そんな概念は日本でしか通用しないこと、海外ではロジスティックス(兵站)であり、戦闘と不可分な存在であること、むしろ敵から攻撃されやすい行為であること。
たかが野党なのに、これほどまでに軍事的に実際的な知識を、志位さんが持っていたことに驚くと同時に、肝心の自衛隊の総司令官である安部首相が繰り返すのは「安全を確保する「武力行使は伴わない」と言った無意味なお題目ばかりなのにショックを受けました。たかが7分の質疑応答で、完璧に志位委員長が安倍首相を論破する場面を、youtubeに作成しましたので、御覧ください。
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ysugie
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ぜひ、国会特別委員会の参考人として、退役者でよいのでアメリカ軍と自衛隊の制服組を招いていて、軍事行動の現場の声を聞き出して欲しいですね。