関西の方に質問。橋下徹って何だったの?
大阪都構想が多数決で僅差で負けて、あっけらかんと政界引退の構えの橋下さん。本人はいいでしょうよ。思い切り好きなだけ暴れて、言いたいこと言って、やりたいことやって、政界から足を洗っても痛くもかゆくもない人生。正直言って羨ましいとさえ思います。ただ大阪の半数を占める橋下さんの支持者の気持ちになってみると、膝から脱力してかくんと崩れ落ちる感じがします。
後半は先細りだったものの、大阪を飛び出して日本国を揺るがす「維新の党」代表として、日本中の注目を浴びた5年間はいったい何だったのか。橋下さんに期待した人々の心中は僕には察し得ないですが、少なくとも大阪都構想だけではなかったと思います。日本を良い方向に変える何がしかの可能性を感じたからこそ、支援したのでしょう。その様々な政策はどうなる?
あるいは橋下さんの若さに期待した人もいるでしょう。そういう人にとってみれば、その若さで隠居を決め込むとは、えらい話が違うやないか、と激怒の対象になるかもしれません。政治家の活躍する現役年齢は他の職業に比べて高めですから、あるいは将来に期待した人もいるかもしれません。素晴らしいセンスを持っていたのかも知れません。そのあたりは関西を離れて長い僕には、関西の空気感のようなものが読めず、全く彼の良さがわかりません。なので関西の人にお尋ねします。
橋下さんって、いったい何者だったわけですか?
遠く離れた東京にいる僕から見ると、悠然と引退する彼の笑顔の陰には、政治家として支持者に対する責任の「せ」の字も感じられないのです。僕の大嫌いな「多数決」しか知らない政治屋の、いわゆる「いちびり」に世間が振り回された5年間だったように感じます。なんとなく大阪が気の毒です。遠く離れているので現場の空気はわかりません。ご近所の方、ぜひ本当のところをご教示くださいませ。
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ysugie
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