先てぇ出したら負っけやで!
というのは、僕が大阪でやんちゃをしてた10代~20代、こわ~いセンパイたちに徹底的にたたき込まれた「ケンカの極意」であります。
「まず相手に先に一発どつかせるんや」
と、その先輩は言いました。
「そのあとボコボコにいてもたったらええねん!」
亀田家にも似たその先輩が、赤井と僕に教えてくれた言葉は、今となっては座右の銘の一つです。
みなさんご存じの通り、明日26日の朝8時30分、善光寺前の閑散たる空き地からスタートするトホホな北京五輪の聖火リレーが、大きな注目をあびています。
中国のチベットに対する人権弾圧に対する、国際世論を背景とするデモンストレーションと、真っ向から激突するからであります。
4000人規模の、前代未聞の警備体制。
パリで聖火を消されて面目をつぶされ、息巻いている「聖火防衛隊」と呼ばれる謎の青ジャージ中国人集団。
日本政府の公安当局および長野県警が、青ジャージランナーは2名までと主張してきましたが、かなり大勢来日している姿がテレビで見られました。
僕自身は仏教徒ですので、善光寺でお経でもあげたい気分ですが、とりあえず血の気の多い方々には、タイトルの文言を贈ります。
話せば長い話ですので、ここはマイミクの須田さんがプロデュースされているコメディ「兵庫のおじさん」ふうに、わかりやすく話を丸めてみたいと思います。
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あんな~。聖火ってな~。
平和のシンボルやとか、チベットの人権やとかいうてるけどな。
あんなんウソや。
オリンピックは戦争や。
国の威信をかけた戦争!そもそも150年前、戦争で人殺しなんかせんでも、かけっこと水泳で国の勝ち負けきめたらええやん、ということで始まったんが近代オリンピックの始まりなんや。
聖火リレーかて、あんなもん、最初の頃のオリンピックにはあらへん。
1936年のナチス主催ベルリンオリンピックで、ヒトラーが思いついた宣伝、つまりプロパガンダや。
走りながら、ついでに侵略する国の下見もしとったんや。プロパガンダっちゅうのはやな。
今風にいうたら、まあ手嶋龍一やたら佐藤優やたらがいうところの情報戦争、インテリジェンス・ウォー、まあスパイ大作戦やな。
だから勝つためにはケンカの極意っちゅうのが必要になるんや。暴力はいかん!
先にてぇ出したら、おまわりさんに捕まったとき、わるもんにされる。
せやから暴力はいかん!
ほなどうしたらええんか?
ワシは考えた。
ほんですばらしい作戦を思いついた。笑顔や!
人生、笑ろたもん勝ちや!中国からのりこんできた青色ジャージ軍団みてみぃ!
みんなさわやか~な、笑顔にっこにこふりまいとる。
男はオトコマエやし女はかわいい顔しとうがな。みんな知ってるやろうけど、あいつらみんな人民解放軍の工作員。
中国のスパイやで
あんな笑顔しとったら、ついええもんに見えてまうがな。
野村證券の入社試験かて、面接一発でパスしてしまう笑顔や。
それに対してあれはなんや。
来日した「国境なき記者団」たらの代表のフランス人。
プーチンみたいな顔しくさって、むすっとして、わるもんにしかみえん。
その時点で、中国の勝ちや。
おまけに日本で夕方のニュースが始まる25日の18時直前に、ダライラマ側との対話という、ドンピシャの情報爆弾をとばしてきよった。
完璧な作戦や。でも、まだあきらめたらあかん。
ワシのとっておきの作戦を、このタイミングで公開するで。。。。
。。。
。。。
あのな、明日まで友人までに公開にしとくさかい、ぜったい
マイミク以外には内緒やで。。。。
じつは作戦のカギは、走者の萩本欽一さんや。
聖火を受け取ったら世界のカメラの前で「欽ちゃん走り」で走る。
ほんでこけて聖火を消してまうのや!
あの人のコケ技はチャップリンにもならぶ名技やからな。そんで「いやあ、寄る年波には勝てませんな、あはは」て引退すんねん。
浅草芸人の本領を発揮して、世界の萩本欽一として名を残すんや。それが日本側の手口やって海外からたたかれへんかって?
心配あらへん、あらへん。
欽ちゃんのギャグ、
世界の人わからへんから!がーっ!
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須田さん、兵庫のおじさんの原稿、こんなんでいかがでしょう?(笑)
ysugie
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